今更聞けない!正しいスキンケアの方法
冷たい水をピシャ!はダメ
正しい洗顔方法について案内していますが、最近になって、洗顔する時の水についても色々な研究成果があがってきています。
その中で注目されているものは、冷水よりも温水のほうが肌トラブルが減るということです。例えば、人によっては目の周りが黒くなっている人もいますが、このようなトラブルは寝不足だけで発生するわけではありません。正しい洗顔方法で洗顔をされていないと、目の周りをこすってしまうことが多くなり、部分的に黒ずんで見える人もいるのです。
洗顔の際は、なるべく冷水を使わないようにしましょう。
その理由ですが、肌に刺激を与えすぎるからです。肌というのは刺激イコールストレスというふうに判断しますので、あまりストレスを与えすぎるとくすみができてしまいます。クレンジングオイルなどを使用してもくすみは簡単に消せません。なので、温度調整をミスってしまうだけで、美容にとって大打撃になるケースは存在するのです。
人肌に近ければオッケー
冷水こそ使えませんが、ぬるま湯に等しい温水は問題ありません。
ここで注意して欲しいのは熱いと感じる温水を用いないことです。人間の体には肌に皮脂というものが付いているため、これによりバリア機能というものが成立しています。バリア機能とは、肌に侵入してくる(付着する)汚れや雑菌を止めてくれる機能です。つまり、人間の肌というのは一定時間で必ず汚れてしまう作りになっているので、定期的に洗顔することは美容にとって良いのです。
しかし、熱いと感じる温水ではこのバリア機能を弱めてしまいます。ぬるま湯でも皮脂に付いた汚れを落とせるようになっていますので、そのことも意識して洗顔を行うようにしましょう。それと、なるべく洗剤は泡立てたほうが良いです。あまり泡立てていないと洗顔後に目に見えないレベルで残ってしまい、妙な臭いがこびりついてしまう恐れがあります。
合成界面活性剤に注意!
昔から良く言われていますが、薬用石鹸(シャンプー含む)と通常の石鹸は別物です。
顔は石鹸を泡立てて、その泡を使ってキレイにしたほうが良いと言われていますが、正確には合成界面活性剤が入っていない石鹸を利用したほうが安全です。合成界面活性剤が含まれていると、水やお湯などでキレイに洗い流せないという特徴があり、これにより肌にシミができてしまうこともあるのです。なによりツーンとした臭いを発生させるものが多いので、使っていてもあまり良い気分にはなれません。
人によっては、合成界面活性剤の刺激が強いせいで、肌に赤い湿疹ができてしまう人もいますが、このような場合は病院などで治療を受けないといけないケースまであるので注意が必要です。
乱暴に毛を処理するのはNG
まゆ毛の処理をする時に、毛抜きを使用して炎症を起こしてしまったり、カミソリを使用して皮膚を切ってしまったり、ちょっとしたトラブルに苛まれてしまうケースは少なくありません。
そのため、まゆ毛を初めとした毛を処理する際は、基本的に医療機関に任せたほうが安心できるでしょう。実際、病院の皮膚科では美容目的で脱毛を行ってくれますし、医療機関でしか扱えないレーザーを使用して、適切な形で処理を行ってくれます。医療機関で行う脱毛の仕組みについては、以下のリンクを参照してください。
永久脱毛するなら医療脱毛がおすすめの理由|Beauty note
ただし、医療機関で永久脱毛を行う場合においては、一度に毛根や細胞を処理するのは難しいため、複数回通う必要があります。また、ムダ毛の処理は治療ではなく美容目的に該当するため、社保や国保といった健康保険が使用できないという点も留意しておきましょう。